| 先週の土曜日、都立大の北側の下柚木を歩いていたら、オオタカが２０ｍくらいの高さですごい勢いで飛んできた。 その後から、ハシブトガラスが1羽追いかけてくる。 オオタカは何かぶら下げているようだ。 ハシブトガラスに追われて、そんなにあせることもないのだが、捕まえていたものを落としてしまった。 少し離れた歩道に、どさっと落ちた。 近くに親子連れがいたが、何が起きたのかわからないようで、通り過ぎてしまった。 オオタカは都立大の方へ飛んでいってしまい、ハシブトガラスは電柱の上で、何事もなかったように休んでいる。 近づいてみると、落とした餌はドバト。 しかし、よく見ると足輪をしている。レースバト(伝書鳩)だ。 首をやられて、もう死んでいた。 金色の足輪には小さな文字で、山梨と読め、電話番号が刻印されていた。 とりあえず電話してみるが、出ない。 左足のピンクの足輪には記号が書かれている。 その後、飼い主と電話で話したところによると、訓練のため長野で放したものだと言う。 山梨を通り越して、八王子まで来てしまって、運悪く災難にあったようだ。 日時、場所、オオタカに捕らえられてしまったことなど、状況を話した。 もし生きているのなら、宅急便で、飼い主に送り返すシステムが出来ているようだ。もちろん、保護した人に、宅配便の費用などかからない。 もし、迷ったり、怪我をしたレースバト(足輪をしているのがレースバト)を保護したら、下記へ電話するか、HPに詳しく出ています。 ０１２０−１８−２２５９ (フリーダイヤル) http://www.nittsu.co.jp/animal/hato/hato_1.htm 南大沢駅付近にも、ドバトは沢山いますが、レースバトと何が違うのでしょうか。 もともと、ヨーロッパのカワラバトを家禽にしたものです。飼い鳥が野生化したものがドバトです。 レースバトが鳩舎へ帰ることが出来なくなって、野生化したものです。 でも実際には、今のドバトは何代も野生で繁殖しているので、餌を与えられて育ったレースバトが、簡単には野生化出来ないのではと思いますが。 こんなにぎやかになった南大沢でも、周辺では、オオタカが頻繁に狩をしているようです。 コジュケイや、トラツグミや、ドバト、キジバトなどの中型の鳥が捕食されたあとを見ることがあります。これらはオオタカの可能性が高いのではと思っています。 |
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